投稿日:2018年04月26日
香色苑の食事には、いつもと違う国際的な一品が出ることがあります。
この日のお昼は、厨房のスタッフが母国フィリピンの代表的な料理、カルデレータ(Kaldereta)を作ってくれました。郷土の自慢のひとつである料理を、ご利用者様にもぜひ味わってもらいたいという思いから始まった特別メニューです。
カルデレータは一品でも色鮮やかで豪華なので、本国では特に好まれる人気料理なのだとか。もちろん香色苑でも大人気のメニューのひとつです。
具材はじゃがいも、人参、ピーマンなど、彩り鮮やかな野菜を素揚げにして鶏肉を加え、トマトソースで煮込んでいきます。野菜を最初に素揚げにすることで、煮込んでも形崩れしにくくなります。ここにパイナップルも加わり、南国の雰囲気満点。
普段なら最後の仕上げとして、ここに彩りでパセリを散らすのですが、残念ながらこの日はパセリが品切れ中…。
暑い国の料理らしく、色鮮やかな見た目だけでも食欲が増してくる料理です。真っ赤な色は一見辛そうですが、トマトベースなので辛くはなく、日本人にも馴染みのある味付けになっています。フィリピン料理はご利用者様だけでなく、職員にもファンが多いので、次の機会が今から楽しみですね!