投稿日:2024年05月08日
5月2日、今年の秋から始まる施設実習のためのオリエンテーションを行いました。
今回法寿苑にお越しいただいたのは高松市医師会看護専門学校の生徒様。皆さま授業の一環として受講していただきました。
当初、先生からはこのオリエンテーションを「学校で実施しても良いですし、施設で実施しても良いですよ」との話をいただいていました。法寿苑としては施設の雰囲気や空気を感じていただける点、生徒様からの疑問を各部署の主任が即答出来る点を考慮し法寿苑で行うことになりました。
一通り施設の説明を終え質疑応答に入ります。学生様からは「ご利用者様と、どの程度の関わりを持って(コミュニケーションを取って)良いのか?」との質問がありました。これに対し介護長から「皆さんが『これくらい利用者と関わりたい』と希望するコミュニケーションをとってもらって構いません」と返事をしています。さらに「皆さん一人一人が何を学びたいかの課題をもって実習に来て欲しい」とお伝えさせていただきました。
実習生の質問に答えるのは実習担当者としては当然の義務です。ですが、その質問、生徒様が興味を持ってなされた質問なのか、それとも何気なくなされた質問なのか?どうせなら、全てに興味を持って質問して欲しいという介護長からの強烈なメッセージが含まれているように感じました。
法寿苑での実習はこの秋から。学生様はその間、他の病院等の実習も経験するそうです。秋、学生の皆様が大きく成長し実習担当者が「ちょっと待って、調べてから返答するから」と解答に窮するような質問が出るようになれば香川県医療の未来は明るい!そんなふうになることを願っております。
皆さま、実習頑張れ!!