弘善会ブログ 投稿日:2021年12月21日
11月某日、先日ブログで紹介したトレード研修の第1回目を行い、法寿苑支援センター勤務のケアマネージャーが特養に研修生として参加しました。
研修生と言っても、ただ特養に行き特養の状況や介護の仕方を教えてもらうのではなく、あくまでも特養で行っている良い所や修正が必要な所をユニットリーダー研修と同様に利用者体験を通して、利用者目線で法寿苑のサービスを感じ、検証、検討、解決を目指しつつ、新たな問題については自分たちで気付くのが目的の研修です。
(企画委員会の様子はこちらをご覧ください。)
利用者様や特養職員と会話しながら、普段の特養職員だけでは気付きにくい部分を在宅ケアマネという違った目線で確認していきます。
とあるユニットでケアマネが見つけたのが破れたカーテン。
「前から直して欲しい要望はあげていたのですが・・・。」とユニットリーダー。
前介護長である教育担当者とリーダーがどのように直すか相談。前介護長が比較的何にでも使いやすいユニット費に言及。
「ユニット費使って直したら?」と言えば、リーダーからは「今年のユニット費はお誕生会等で全部使い切る予定だからダメです。」と返事。
他の予算を回してもらえないか?とかユニット費が余っている(使い切れていない)ユニットがあればこっちに回してもらえないか?等々アイデアを出しながら模索中。
「入所希望者が見学に来てくれたとしても、この部屋見せられないですよ。」と
リーダーと前介護長。多くない予算の中ですが、ここは絶対に解決すべき問題です。
ケアマネ(研修生)が入ることで気付きに繋がった部分、あとは法寿苑がどのような解決法を
取るのかも研修を重ねつつご報告したいと考えています。