投稿日:2022年10月04日
さて讃岐学園ICTグループ勉強会の翌日、法寿苑では企画委員会が開かれていました。
今回の議題は施設内研修について。
現在行っている技能実習生の研修について、新人職員への研修にも活かすと同時に、教える側の研修にもならないか?というもの。
法寿苑ではアセッサー評価票(介護プロフェッショナルキャリア段位制度における、実践的スキルの評価票)を基に法寿苑独自のチェックリストを作成。
教わる側だけでなく、教える側のスキルアップも含め何か良い方法がないか?との話し合いの中、ひとりの委員から、「このチェックリストを用いて職員自身の確認のためセルフチェックしてはどうか?」とアイデアが出ました。
新人職員や研修生に使用する前に、まずは自分達がどの程度出来ているのか?を自己評価し、出来ていない項目については、何故出来ていないのか?まで自己分析してもらってはどうか?というアイデア。
また、他の委員から「技能実習生から出た質問に対して『前からしよる事やけん』という回答をNGワードにしてはどうか」と意見が出ました。
その上で実習生からの疑問に対して共に考え、出した回答をリーダーや介護長に答え合わせとして相談する方法はどうか?というもの。
入居者様と関わる中で「こんなに時間をかけて行うのは何故か?」「もっとこうすれば、良くなるのに…。」と疑問を感じながら仕事をしている職員もいます。
一連の業務化しているケアの中に、気が付いていない解決法が眠っている場合があります。
新しい介護技術であったり、根本的な見落としがある場合です。
しかし危険やリスクを伴うもの、誤った介護に繋がるものも存在します。
一方的だったり職員目線のケアだった場合は、リーダーや主任、介護長と一緒に考え、話し合って欲しいと思います。
絶好のチャンスと捉え、今までにないアイデアや新しい風を吹き込んで欲しいという狙いが見え隠れします。
こうして様々な問題を職員や実習生と一緒になって考え、解決することにより、研修だけでなく、施設サービスの向上、果ては更なる相乗効果まで生み出したい!
一石二鳥では物足りず、一石三鳥、四鳥を狙う法寿苑企画委員会です。