職場説明会のご報告

弘善会ブログ 投稿日:2021年08月26日

 8月中旬のこの日、栄養士資格取得見込みである2名の学生様が弘恩苑の見学に来られました。

 見学と言っても苑内を隅々まで見ていただくことが出来ない弘恩苑。どこまで見てもらえるか検討した結果。とりあえず厨房だけでもということで、弘恩苑入ってすぐの厨房の様子を見ていただきました。

 弘恩苑では現在調理員の募集をしています。見学者様が栄養士資格取得見込みということもあり弘恩苑の管理栄養士からは自分自身が厨房に入り厨房の業務を知ることも重要であり、弘恩苑にいる2名の管理栄養士は二人とも厨房に入って調理、作業をする話も聞いていただきました。

 

 

 見学者様からは食事メニューに関する質問があり、検食簿で日々のメニューを確認してもらいつつ、利用者様の要望によりメニューを変更する場合がある点、厨房職員の出勤具合等により手の込んだ食事を提供するのが難しい日もあり内容を変更する場合があることなども説明させてもらいました。

 見学者様が栄養士資格取得見込者ということもあり、弘恩苑事務長からは将来的に管理栄養士資格を目指しているの?と逆質問。管理栄養士の配置が義務付けられる特養にとってはとても重要な質問です。

 また仮に管理栄養士資格を取得したとしても、すぐに栄養マネジメント業務や食材料の発注、取引業者との折衝が出来るのかと聞かれたら弘恩苑管理栄養士の言葉にもあるように厨房の業務を(身をもって)知ることが最初のステップとなります。このためどうしても調理員としての仕事を覚えていただく必要があり管理栄養士資格取得の日まで、じっくり調理員としての仕事を覚えていただきたいというのが弘恩苑の本音であり希望です。

 見学(説明会)終了後、管理栄養士の業務が多岐に渡り、大変だと改めて思い知らされた見学担当者。そんな業界に飛び込もうとしている見学者様達。

 この日見学に来ていただいた見学者様が自分の希望する職場でご自身の持つ特技や資格を存分に活かせる日が来ることを、またその職場が弘善会であることを願っております。

 最後になりましたが見学に来ていただいて本当にありがとうございました。


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