弘善会ブログ 投稿日:2021年10月27日
10月21日、弘恩苑にて焼き芋イベントを開催しました。
(芋ほりの様子はこちらのブログ記事でご覧になれます。⇒職員の奮闘記(芋ほりイベント編))
朝9時半 先日収穫したサツマイモを洗う作業から開始。
洗い担当は管理栄養士と介護職員。
10時、芋を焼く係もマキ集めから始動です。
焼き係は介護長とフロアリーダーの2人。
思った以上に早く火がつく焼き係班。
ちょうど洗い係も全てのサツマイモを洗い終えました。
とりあえず、ご利用者様が食べられないような小さい芋だけお試しとして焼いてみよう。
「上手く焼けても失敗しても、職員用な」
その頃、苑内では大きくて形のいいサツマイモをご利用者様が新聞紙とアルミホイルにくるんでいました。
当たり前かもしれませんが、職員が巻くより圧倒的に手際がいい。
ご利用者の皆様、すみませんが、まだまだ大量にあるんですーー。
形が良くて大きなサツマイモはご利用者様用。
職員の皆様すみません。みんなのイモはスティックのり位の大きさなんやけど、みんながやる気なくしてはいけないので言えませんでした。
さて、イベント係とは別に通常業務の職員もいて、いつものように対応に追われています。
「私、横になりたいんやけど。」
「分かりました。」
その横でご利用者様にこんなふうに芋を巻いて欲しいと作業をお願いしている職員。
巻いているところを写真撮影する職員。
さて外では“上手くいっても失敗しても”職員用のイモが焼きあがろうとしていました。
「これ、食べられるんちゃう?」
誰も手を付けようとしない焼き芋。
まずはフロアリーダーが試食。
「うん、旨い!」
「エッ旨そうな表情に見えんのやけど」
「熱いけんや!」
それにしても、
この大きさ利用者様には・・・。
そんなこんなでフロアに“職員用として”配ります。
新聞の包み紙がデカいので、職員みんな勘違いしていないかなぁ。
中身、こんなんやけど・・・。
それでも多くの職員が嬉しそうに貰ってくれるので
みんなが中身を確認する前にさっさと撤収。
途中、先程新聞紙に巻く作業をお手伝いいただいたご利用者様から「私達のは無いの?」と質問が・・・。
これ、ご利用者様に食べていただく訳には・・・。
「お昼からさっき紙に巻いてもらった大きなの焼きますから。」と説明、
持っていた職員用の焼き芋を見せると「分かった、昼まで待つ!」と返事をいただきました。
ご利用者の皆様、大きなサツマイモはいかがでしたか?
間違っても職員に大きなの渡したらダメですよ!
食べ物の恨みはなんとかと言ってですねぇ
「俺食べた、私食べてない」とサツマイモを巡って職員間に遺恨が残ったら大変な事です(笑)