弘善会ブログ 投稿日:2021年11月25日
11月、弘恩苑特養にて相談員、介護長、フロアリーダー中心に今年度の新人研修を行いました。
なぜこの時期に新人研修?と疑問はありましたが、
今年の春から夏にかけて職員が増えた点、
もう一つがクラスターによって研修の準備が出来なかった点が重なり秋の研修となりました。
この日は第1回目で、取材担当者がお邪魔したのはマナーと接遇研修の最中。
講師である相談員から新人職員へ「お洒落と身だしなみはどこが違うと思いますか?」の質問。
解りやすい例として「鼻ピアスやチェーンのようなネックレスをした人に介助してもらいたいですか?」と相談員。
私生活では素敵だと褒められるお洒落でも施設内ではご利用者様の信頼を損なう場合があることを聞いてもらいました。
座学の後は災害訓練。消火器の使い方から警報装置の説明
居室からベランダへの避難訓練
新人職員だけでなく苑長も一緒になって訓練に参加します。
玄関前で災害訓練をしている最中、集会室ではフロアリーダー2人が次の講義に向け準備中。
「今、新人さん達、玄関前にいますから。」と教えてくれたのですが、研修のウラでこんな準備もやっている記録として2枚程。
続いての講義は車両の使い方研修です。ドアを閉めるとき、後ろに下がる時、常に必要なのが声掛け。
横からみると大したことのないスロープでも、車椅子に乗ると相当な角度であることが解ります。
この時、職員が「後ろに下がりますよ。」と声掛けがあるか、無いかで車椅子に乗る人の恐怖心が異なります。
体験した職員によっては「後ろに職員がいるのが解っていても後ろに倒れそうだと感じるくらいなので、それこそ無言でいきなり下げられたら、怖いと思う。」との声を聴くことが出来ました。
本研修は全3回の予定。次回はAEDや人工マッサージの仕方について学びます。
次回の研修についても、取材させていただこうかと考えていますので、その際はお付き合い下さい。