投稿日:2019年07月02日
梅雨の時期になり、施設では食中毒や感染症予防に注意しなければいけない季節となりました。香色苑では利用者様に安心で快適にご利用いただくため、職員が感染症対策を改めて勉強し、衛生行動をしっかり行うことの大切さを学びました。
今回の苑内研修は、外部講師として、介護労働安定センター・ヘルスカウンセラー山西育子氏をお招きし、『食中毒の感染予防と嘔吐物の処理方法』と題してご講義いただきました。
食中毒の原因物質が施設に入ってくるルートとしては、主として食材や調理、配膳を行う職員となります。私たち職員は、食中毒予防の三原則である、病原菌を『つけない』、『ふやさない』、『やっつける』を念頭に置き、感染症対策として、その病原菌を『持ち込ませない』、『持ち出さない』、『拡げない』ことを徹底しなければいけません。
講義の中で講師からは何度も『先手必勝』というキーワードが出てきました。感染症対策は、なってからでなく、そうならないための攻めの姿勢での取り組みが重要なんだと改めて学びました。
手洗い、消毒など常に心がけている行動でも、不十分だと滅菌効果は半減してしまいます。慌ただしい業務の中でも、利用者様にご迷惑をおかけしない行動として、十分な消毒、衛生管理を心がけなければいけませんね。